今回は、テカポ湖編です。
ニュージーランドの観光地の中でもアクセスが良いとは言えないテカポ湖を選んだのは、世界でも有数の美しい星空を見てみたいと思ったからでした。天候が崩れる可能性も考え、テカポ湖には2泊することにしました。
湖畔の夕食と星空
クライストチャーチからのドライブを終え、テカポ湖付近の宿に到着したのは18時頃だったので、荷物を置いて夕食に出かけました。特に予約はしていませんでしたが、宿から徒歩10分ほどの「Blue Late Eatery&Bar dining」に入ることができました。日本ではなかなか食べる機会のない料理を…と思い、羊肉をいただきました。ボリュームはありましたが、日本で食べるジンギスカンよりあっさりしており、サイドメニューも含めてとても美味しかったです。
ちょっとしたエピソードですが、注文時に「water」と言ったのに全く通じず戸惑いました。アメリカでは通じていたので、これは私の発音の問題か、ニュージーランド英語の独特さゆえなのか…(笑)
◆Blue Late Eatery&Bar dining
https://bluelake.kiwi
SH8, Lake Tekapo Village Mackenzie Country, NZ

食後はテカポ湖周辺の散策にでかけるつもりでしたが、曇っていたので一度宿に戻り、空が晴れてきたタイミングで再び外にでました。
夜は冷え込みましたが、澄んだ空気と満天の星空に包まれる体験は大満足でした。
のんびり散策と、ちょっと惜しかった天体ツアー
翌朝は、長距離移動の疲れを癒すため宿でゆっくりし、昼前から活動を開始しました。とは言っても遠くへは行かず、テカポ湖周辺のお土産屋さんや公園でのんびりと時間を過ごしました。
もちろん、有名な「善き羊飼いの教会」にも立ち寄り、たくさん写真を撮りました(笑)
この日の夕飯は近くの出店で購入したピザを宿に持ち帰っていただきました。何気なく選んだメニューでしたが、厚めの生地にジューシーなお肉とチーズがたっぷりのっていて前日のディナーに匹敵するおいしさでした。
夜は、事前に予約していた、「Dark Sky Project」の天体観測ツアーに参加しました。
あいにくの雨で、屋外ではなく屋内ツアーに変更になってしまいました。マウントジョン天文台での星空観測を楽しみにしていただけに、少し残念ではありましたが、施設は洗練された雰囲気で、展示内容も非常に充実していました。
ツアーでは、歴史ある巨大望遠鏡を見学したり、プロジェクターを使った星空や天文台の解説を聞いたりと、1時間弱ながら濃密な時間を過ごせました。ちなみに、今回は日本語ガイド付きのツアーに申し込んだため、スタッフも参加者も日本人中心で安心感があり、説明もわかりやすかったです。
そしてツアー終了後、スタッフの方が「雲が一部途切れましたよ」と声をかけてくださり、急遽、施設の外でレーザーポインターを使った星空解説がスタートしました。
その案内をもとに、自分で南極星を見つけられた感動は忘れられません。
すぐに雲が戻ってきてしまいましたが、最後に星を少しでも見ることができて、本当に嬉しかったです。
◆DARK SKY PROJECT
https://www.darkskyproject.co.nz/jp
Dark Sky Project 1 Motuariki Lane Takapō (Tekapo) New Zealand
翌朝は、お昼過ぎのクライストチャーチ発のフライトに間に合うよう、8時半には宿を出発しました。
名残惜しさを感じつつ、テカポ湖をあとにしました。

以上、テカポ湖での2泊3日の滞在記録でした。
絶景の星空と、自然の中で過ごす静かな時間は、心と身体のリセットにぴったりでした。次回はぜひ、晴天の下でのマウントジョン天文台からの星空観測にリベンジしたいと思います。
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